今日は住宅の取得についてお話します。

よく、人生で一番高価な買い物はマイホームだと言われます。

住宅に関いては、
その住宅を買った方がいいのか、それとも賃貸がいいのか。
マンションがいいのか、一戸建てがいいのか。
新築がいいのか、中古がいいのか。
住宅ローンはどういうものを組めばいいのか。

と様々な疑問が生じます。

さらに、いつ買えばいいのか。
立地は。自己資金は。部屋の間取りは。等々。。。

とにかく生活に直結する重要なことに間違いありません。

そこで今日は大事な基本的考え方をお話したいと思います。

まず生活費の中における大きなコストは居住費です。
アパートやマンションを借りていれば家賃や共益費等です。
また、住宅をお持ちの方は、住宅ローンや固定資産税、修繕費等です。
借りていても買っていても住宅に関して支払うものは、
居住費と考えます。

そこでまずはこれらの生涯の支出を一番抑えられる方法を考えます。

安い賃貸住宅に住む。
安い中古物件を買う。
親が住宅を持っていれば同居する。

これらが代表的なものでしょう。

そうはいっても夢のマイホームです。
自分や家族の希望も大事です。
そこで現実と希望の調整が始まります。

せっかくなら苦労しても新しい一軒家に住みたい。
親は家があるけど同居はしたくない　等々です。

まずはこの調整をしっかり天秤にかけて調整することが重要です。

この作業を行わず住宅メーカーの言われるがままにローンを組んだり、
年収からこれくらいの家が買えるという発想は間違っています。

年収が多くても居住費にお金をかけたくなければ、なるべくかけない。
こういう考え方が大切です。

それから言うまでもなく住宅は財産ではありません。
住むための費用と自分の満足感を得るためのものです。
それにいくらお金をかけるかは本人の自由ですが、
幅広い選択肢の中から、きちんと納得のいく選択をしてマイホームを取得するべきです。

まずは一番安く住める方法を考える。
そして自分たちの希望を考慮してみる。
そしてその兼ね合いでベストなものを選ぶ。

これが大事です。
自分の収入からギリギリのローンを組んで
余裕のない居住費を負担する必要はありません。

多少安い家に住んでも
趣味や旅行、子どもの教育のためににお金を使える方が
ずっといいという考え方もあります。

まずは大事な基本的考え方でした。
次回は住宅取得の際の注意点を細かく書きたいと思います。