昨年12月に施行された「中小企業金融円滑化法」。
簡単に言うと借入金の返済条件を緩和する変更を金融機関が行うようにするものです。

実際はこの半年間どのような結果になったのでしょうか。

実はこの法律の施行により金融機関の対応が劇的に変化し、
ある銀行では7割ちかくの中小企業が返済条件を変更してもらえたそうです。

この法律は中小企業だけでなく、住宅ローンの借入者にも適用されていて
こちらも中小企業ほどではありませんが条件変更が実施されているようです。

一定の効果があったわけですが、債務免除ではないので返済金は減りません。
やはり普段からの計画的な経営が大事なのだと思います。

現在、クライアントで新たに借入の申し込みをしようとしてる方がいます。
申し込み、計画表、実績表等作成を通じてなるべく力になれるようサポートしていますが、
融資してもらえるか心配です。

普段から計画的な経営を行うことが融資を受ける際においてもとても大事なことなので、
財務分析、予算管理、経営計画の作成等の通常のサポートを
さらに充実していくべきだなと感じております。