去年の暮れから見始めた大河ドラマ「独眼竜政宗」を全巻見終えました。
やはり最高傑作!本当に楽しませていただきました。

昔ながらの時代劇独特の迫力ある言葉遣い、
ストーリーの展開、
豪華な役者陣、

どれをとっても素晴らしいの一言に尽きると思います。

伊達政宗を演じた渡辺謙の迫力ある演技もさることながら、
伊達成実を演じた三浦友和の演技は本当に感服させられました。

成実の真っ直ぐな男らしい武士の姿を、見事に演じきっていて
その漢な姿に尊敬する気持ちを持たずにはいられませんでした。

男たるもの成実のように、一つ筋の通った大切にすべきものを
常に心に抱いていなければならないと思います。

それが無ければ、目先の利だけを求める
信念も何も無いつまらない男に成り下がってしまうからです。

そんなことまで考えさせられる内容でした。

また政宗や成実が年齢を重ねるにつれて成長していく姿を見て
さらに色々なことを考えさせられました。

奥州の暴れん坊と恐れられた政宗ですが、
最後は徳川家に従うことを選択します。
それは年齢を重ね、成長した結果のことであって
天下を目指していた政宗にとっては苦渋の選択であったはずです。

最初から勝負をかけずに牙を抜かれたわけではありません。
そんなわけで伊達政宗は最強の戦国武将の一人であると思います。

自分の身勝手な野望より、天下太平の世と仙台の繁栄を選択した政宗公に
仙台で生活をしている者として、感謝せずにはいられません。

こちらは伊達成実の鎧。

自分も男らしく、そして強く優しく、生きていきたいものです。