日ごろ仕事で財務分析を行っているとあるサインに気付くときがあります。

例えば得意先の売上金額の変化、経費の支払い方、お金の出し入れ、
代表者とのお金のやりとり等々。
財務分析以外でも、会社の雰囲気、従業員のなにげない発言、
清掃の状況等にも会社の危険サインは現れます。

心配なことがあればすべて社長さんに確認しますが、
全く問題ない場合もあれば、深刻な問題がある場合もあります。

クライアントの分析をさせていただく際は、
その会社の収益構造、なぜその収益が獲得できるのか、その強み等を
念入りに確認していきます。

なぜ利益が出せるのか、稼いでる部分とそうでない部分の区分け、
将来的にはどこが心配で、どこを伸ばすべきなのかを
常に検討して、頭に入れながらアドバイスをします。

そうしなければ会社の向かうべき方向を誤る可能性もあるからです。

会社の強いところ、弱いところ、将来を視野に入れた継続と改善が必要です。

今の会社の強みを脅かすものはなんなのか、
弱くて事前に対策を打たなければならない部分はなんなのか、

それを事前に認識して、その不安を打ち消す必要があります。
そのサインを見抜く力が経営者には求められます。

それをしっかりサポートして、事前に問題を察知し、
問題が小さいうちにベストな解決策を提案する。

会社を守るために絶対に手抜きできないサポートメニューです。
サインを見抜く力、かなり大事です。

仕事だけでなく、プライベートも
いろいろなサインを見逃さないように注意したいものですね。