今は確定申告の時期です。
今日、仙台北税務署に行きましたがやはりすごい混みようでした。

確定申告をすると税金が戻るという話があります。
通常のサラリーマンの方の場合、どういう場合が該当するのか例をあげてみます。

1・自分が住む住宅をローンで購入した場合。

2年目以降は勤め先の年末調整で大丈夫ですが、初年度は自分で確定申告する必要があります。

2・医療費が多額にかかった場合。

医療費控除が受けられます。出産した年、私費での歯の治療等を受けた年などはまめに医療費の領収書を集めておくといいと思います。
目安は年間で10万円か所得の5%を超えるかどうかです。
出産手当や医療保険金は差し引いて計算します。

3・退職した場合。

年の途中で退職した場合は年末調整ができませんし、収入も少なくなるのでそれまでひかれていた源泉所得税が戻ってくる場合がほとんどです。

4・給与のほかに源泉徴収されている収入がある場合。

代表的なものは、配当です。その他少額の報酬等で源泉徴収されている収入がある場合は確定申告をすると戻るケースがあります。

5・被害や災害にあった場合。

雑損控除が適用できます。盗難の被害や火災等の損失額を通常の所得から控除できます。

もちろん人それぞれでケースバイケースですが、以上のようなことがあれば税金が戻る可能性が高いので検討すべきかと思います。

このほかにゴルフ会員権を売却して損失をだした場合等のレアなパターンもあります。
株式売買の損失は給与等の所得と相殺できませんが、来年以降の株式の売却利益と相殺できるので申告しておく方がいいかもしれません。